【暴露】日本の歯科100選に選ばれた名医が正直に語る「歯医者が絶対にしない治療法5選」

こんにちは、予防歯科専門家の加藤です。
南大阪でインビザラインの小売れ数ナンバーワンの実績を持ち、口腔外科歴20年の経験をもとに、矯正から口腔ケアまで幅広くお悩みを解決しています。
今回は、視聴者の方から「日本の歯科100選に選ばれた先生が、絶対に選ばない治療ってありますか?」というご質問をいただきました。
正直に言います。
あります。
しかも、ネットでよく見かける「普通にやってる治療」も含まれています。
歯科の知識がある歯科医師や衛生士であれば、まず選ばないだろうという治療が、残念ながら存在します。
最悪の場合、健康な歯がボロボロになって取り返しのつかない状態になることもある。
だからこそ、今日は包み隠さずお話しします。

目次
その1:重症なのに保険診療で治療を続けること

「保険診療でずっと診てもらっている」という方、多いですよね。
軽い虫歯や軽度の歯周病であれば、保険診療で十分対応できます。
それは否定しません。
ただし、重度の虫歯や進行した歯周病など、症状が重くなっているのに保険診療だけで治療を続けるのは危険です。
保険診療というのは、簡単に言えば「最低限の治療のラインナップしかない」状態です。
世界の先進国で当たり前に行われているような治療は、保険診療では入り口にも立てないような状況なんです。
保険診療で「表向きは治ったような感じ」になっても、実際には治っていないことがある。
その結果、さらに重症化して歯がなくなったり、歯茎がどんどん痩せていってしまうケースも多いです。
「保険診療でいい」という気持ちはわかります。
でも、症状の重さとのミスマッチが、気づかないうちに取り返しのつかない状況を生んでいます。
治療を選ぶ前に、しっかりと見極めることが重要です。
その2:無計画なインプラント治療

インプラント自体が悪いわけではありません。
自分の歯がほとんど残っていて、1〜2本だけインプラントで補う、というケースなら全然問題ない。
問題は、歯がかなり失われている状態で、無計画にインプラントを入れ続けることです。
インプラントで有名な先生が「ドクターズヘル」と呼ぶ有名なスライドがあります。
その場しのぎでインプラントを入れ続けた結果、最終的に全部インプラントになってしまった、という話です。
お金も時間もかかる。
患者さんが休まる暇がない。
何年か前にインプラントを入れたら、またインプラント、さらにまたインプラント……という泥沼にはまっていく。
他の治療でも「やめた」は難しいですが、インプラントは特に「やっぱりやめます」ができない治療です。
だからこそ、計画なしに進めてはいけない。
インプラント専門のクリニックできちんと診てもらうことが重要です。
その3:金属の裏打ちがないノンクラスプデンチャー

「ノンクラスプデンチャー」という言葉を聞いたことがありますか?
部分入れ歯には通常、歯に引っかける金属のバネ(クラスプ)があります。
笑ったときに見えてしまうあの針金です。
それが嫌という方のために生まれたのが、バネを樹脂に変えたノンクラスプデンチャー。
見た目はきれいで人気の選択肢です。
ただ、問題があります。
樹脂なので柔らかく、弾力があるんです。
歯ごたえのあるものを噛もうとすると、入れ歯自体がたわんでしまって「噛めない」状態になる。
うちのクリニックにも「他院でノンクラスプデンチャーを作ってもらったけど噛めないので作り直してほしい」という患者さんが多く来られます。
見せてもらうと、ほぼ必ず金属の裏打ちがないものです。
「そりゃ噛めないですよ」という話です。
うちでは必ず金属フレームで裏打ちをしてから使っていただきます。
「金属が入ると分厚くて違和感が出るのでは?」と思われるかもしれませんが、チタンという金属を使えば薄く仕上がります。
薄くて、違和感が少なくて、しっかり噛める。
いいことづくめです。
金属の裏打ちのないノンクラスプデンチャーはお勧めしません。
その4:セラミック矯正(歯を大きく削るタイプ)

これは、私が5つの中で最も強く警鐘を鳴らしたい治療です。
「セラミック矯正」という言葉、聞いたことがある方も多いと思います。
大手美容整形のクリニックの歯科部門などでよく行われているもので、「2回来ていただければ、ガタガタの歯を全部セラミックに入れ替えて、きれいな歯並びにできますよ」というものです。
確かに早い。見た目もきれいになる。
でも、その裏側を知ってほしいのです。
なぜ危険なのか?
ガタガタの歯を並べるためには、歯の向きや角度を変える必要があります。
通常の矯正であれば、時間をかけてゆっくり動かします。
しかしセラミック矯正は”速さ”が売りです。では、どうやって角度を変えるのか。
歯の神経を全部抜いて、角度つきの土台を入れることで、無理やり方向を変えるんです。
歯の根っこはまっすぐなのに、歯の根と見えている部分の境目に角度つきの土台を入れてまっすぐに見せる。
この状態で噛むと、衝撃が全部その「曲がっているところ」に集中します。結果として、破折(歯が折れること)などのトラブルが起きやすくなる。
歯並びをきれいにしたくてやったのに、数年後にトラブルだらけ……というケースは実際に多いです。
芸能人の場合は?
芸能人の方であれば、デビューまでに時間がない、今すぐきれいにしなければいけない、という事情もあります。
将来のリスクより今の見た目を優先するという判断はあり得ます。
それはその方のライフスタイルや仕事次第です。
でも、芸能人でもなく、時間もある、という方であれば話は別です。
ガタガタの歯並びが気になるなら、通常の矯正をしたうえで、ラミネートベニアで仕上げる方法を私はお勧めします。
ラミネートベニアというのは、女性の方ならわかりやすいかもしれませんが、ネイルをするときに爪に薄い樹脂をつけてデザインするあのイメージです。
歯の表面に薄いセラミックの板を貼り付けるだけ。歯をほとんど削らずに、見た目をきれいに整えることができます。
「健康な歯を理由もなく削って、見た目のためだけにセラミックを入れる」——これは治療とは言えません。私たちはセラミック矯正をメインに勧めることは絶対にしません。
その5:金属の詰め物・被せ物

虫歯治療の際に入れる「銀歯」、今も多くの方が使っていると思います。
保険診療で対応できるため、手軽に選べる選択肢です。
でも、私はいつもこう言っています。
「金属は虫歯生産機だ」と。
なぜ金属はダメなのか?
そもそも、歯と金属はくっつきません。
くっついているように見えても、隙間から虫歯菌やさまざまな汚れが入ってきます。
さらに、金属には熱膨張があります。電車のレールが夏と冬で長さが変わるように、金属は温度によって膨張・収縮します。
被せ物も同じです。熱いお味噌汁を飲んだとき、冷たいアイスを食べたとき、目に見えないレベルで金属が膨張・収縮を繰り返しています。
その隙間から虫歯菌がどんどん侵入していくわけです。
アマルガムとパラジウム、2つの問題
かつて保険診療で広く使われていたアマルガムは水銀の化合物です(詳しくは別動画で話しています)。
水銀が体に良くないのは言うまでもありません。
そして現在も多く使われているパラジウム合金。
これを知らない方が多いのですが、厚生労働省が保険診療で使い続けているので日本ではあまり報道されません。
しかし先進国では、パラジウムで歯科治療をしている国はほとんどなく、禁止している国すらあります。
パラジウムには毒性があり、アレルギーの原因にもなります。
掌蹠膿疱症(手のひらにブツブツができるアレルギー症状)との関連も指摘されています。
重金属が体内にあるということは、それが徐々に体に蓄積されていくということです。
アイアンマンが証明していること
映画好きの方ならわかるかもしれませんが、「アイアンマン2」という作品があります。
主人公のトニー・スタークが2時間の映画のうち1時間半も苦しみ続けるのですが、その原因が何かというと胸に埋め込んだパラジウム合金の毒が全身に回るからなんです。
パラジウム以外の合金でアーク・リアクターを作り直すことで、最終的に復活するというストーリーです。
なぜこのストーリーが成立するかというと、海外では子どもでさえ「パラジウムは体に悪い」と知っているから。
だからこそ脚本として成立する。
もし日本の仮面ライダーが「水銀の装置を体に入れてだんだん弱っていく」という設定だったら、子どもでも「水銀はダメなんだ」とわかりますよね。
それと同じです。
日本人以外はみんな知っている、というのが現実なんです。
まとめ:歯医者が絶対にしない治療法5選
- 重症なのに保険診療だけで治療を続ける
- 無計画なインプラント治療
- 金属の裏打ちがないノンクラスプデンチャー
- セラミック矯正(神経を抜いて削るタイプ)
- 金属の詰め物・被せ物(アマルガム・パラジウム合金)

最後に加藤先生がこんな話をしていました。
「お医者さんからも『歯の治療は何がいいかわからない』とよく言われる。
医療の中でも専門が違えばわからないことだらけ。
だからこそ、誰が考えても絶対にしないだろうという治療を今日は取り上げました」
歯の治療は、一度削ったら元には戻りません。知識として持っておくだけで、大切な歯を守ることができます。
ぜひ今回の内容を参考に、治療の選択肢を考えるときの判断材料にしてください。
