インプラントの治療中、仮歯で過ごす間に気をつけることは?見た目・食事・手入れと、外れたときの連絡

インプラントの治療中の仮歯は、一般的な流れでは、最終的な歯を入れる前に、見た目やかみ心地、話しやすさ、磨きやすさを確かめるための歯です。仮歯で過ごす間の食事でどこまでかんでよいか、避ける食べ物があるかは、担当の歯科医師に聞いてください。仮歯の見た目や色で気になることは、仮歯の段階で担当の歯科医師に伝えてください。仮歯が外れた・欠けた・ぐらつくと感じたときは、治療を受けている歯科医院に連絡して、どうすればよいかを確かめてください。
この記事では、インプラントの治療中に仮歯で過ごす間の見た目・食事・手入れと、外れたときの連絡の仕方を、日本口腔インプラント学会などの公的な説明と、えみは総合歯科 大阪梅田院が公開している案内から整理します。
インプラントの治療中、仮歯はどんな役割の歯ですか?
日本口腔インプラント学会の「相談から治療の流れ」は、骨とインプラントがくっついてから歯を作る作業に入り、いきなり最終的な歯を作らずに、まず仮歯を作って口の中に合わせると説明しています。同じ学会の「インプラントの費用は?」は、仮歯(プロビジョナルクラウン)を「最終的な歯を入れる前に咬み心地や見映えを試すための仮歯です。」としています。梅田院のインプラントの治療期間と通院回数の記事では、骨との結合を待つ間の過ごし方は治療する場所や方法によって異なるとして、治療の順番と、仮歯で確かめることの流れを説明しています。
仮歯で過ごす間、見た目で気をつけることは?
学会の「相談から治療の流れ」は、仮歯を使って見映え、かみ心地、話しやすさ、磨きやすさなどを確かめ、不具合があるときはその都度調整するとしています。最終的な歯を作るときには、歯の色も確かめて出来映えに反映させると説明しています。東京歯科大学水道橋病院の口腔インプラント科の案内も、仮歯で歯の形や周りの粘膜の状態を整え、その仮歯を参考にし、色についても相談しながら最終的な歯(本歯)を作るとしています。

学会の「インプラントのメリット・デメリット」は、デメリットの一つとして、状況により見た目がご自身の歯と異なることもあると挙げています。学会の「治療中・術後のトラブル対策」も、治療に満足できないときは、担当医に早めに相談するよう勧めています。梅田院の治療期間と通院回数の記事では、前歯など人目につく場所の治療や、人前で話す仕事をしている場合は、歯が入るまでの間の見た目や食事について、計画の段階で相談しておくよう案内しています。
仮歯で過ごす間の食事は、どこまでかんでよいですか?
学会の「相談から治療の流れ」は、インプラントでかんでも大丈夫になるまでは骨の治りを待つ必要があり、待つ期間はもともとの骨の強さや埋めたインプラントの種類によって異なると説明しています。
梅田院の手術の当日と術後の過ごし方の記事でも、仮の歯が入っている場合は、その部分をどのように使えるのかを聞いておくこと、見た目に歯があることと、普段と同じように使えることを一緒に考えないことを案内しています。歯ぎしりや食いしばりを指摘されたことがある方は、診察のときに伝えてください(歯ぎしり・食いしばりのくせとインプラントの記事)。仮歯でどこまでかんでよいか、避ける食べ物はあるかは、担当の歯科医師に聞いてください。
仮歯が外れた・欠けた・ぐらつくときは、どうすればよいですか?
仮歯が外れた、欠けた、ぐらつくと感じたときは、治療を受けている歯科医院に連絡し、次の予約まで待ってよいかも含めて確かめてください。日本口腔インプラント学会の「治療中・術後のトラブル対策」は、手術や歯を入れたときの状況は担当医でないと分からないことを挙げ、インプラントのトラブルは原則的に最初に治療を行った歯科医師が治療を続けるのが望ましいとしています。外れた仮歯がある場合は、どう扱えばよいかも、連絡のときに聞いてください。
仮歯の間の手入れは、どうすればよいですか?
学会の「相談から治療の流れ」は、仮歯の段階で確かめることの一つに磨きやすさを挙げています。昭和医科大学歯科病院のインプラント歯科の案内も、仮の歯を入れて清掃のしやすさ(清掃性)を確かめたあとで、最終的な歯を付けるとしています。学会のよくある質問(Q.18)は、治療後の注意として、インプラントは天然の歯に比べて粘膜との結合が弱く感染しやすいため、歯ブラシやその他の器具を使った毎日の口の清掃が極めて重要だとしています。仮歯のまわりに磨きにくい所があれば仮歯の段階で伝え、自分に合った磨き方を歯科医院で聞いてください。手術した場所の磨き方は、手術の当日と術後の過ごし方の記事で説明しています。
インプラントの費用と、期間・回数の目安、主なリスクは?
インプラントは保険適用外の自由診療で、費用は診断のうえ個別にご案内します。料金は、下のボタンから開く梅田院のインプラントの案内に載せています。
梅田院のインプラントの案内のよくある質問では、治療の期間は骨が十分にあるかどうかで変わり、通院回数も人によって異なるとしたうえで、それぞれの目安を載せています。
同じ案内の「リスク・副作用」には、「インプラント手術後、まれに唇・舌・頬・歯肉・歯の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、隣接する歯や顎、上顎洞、鼻腔に炎症や痛み、過敏症、組織の治癒遅延、顔面部の内出血(紫斑・黄班など)が発生する可能性もあります。」と記載されています。期間や回数の目安を知っていても、こうしたリスクがなくなるわけではありません。ご自身の場合に気をつける点を、治療の前に説明してもらってください。
この記事の出典
この記事は、次の公的な情報と、えみは総合歯科 大阪梅田院が公開している案内をもとに、2026年10月に書きました。
- 日本口腔インプラント学会「相談から治療の流れ」・「インプラントの費用は?」・「インプラントのメリット・デメリット」・「治療中・術後のトラブル対策」・「よくあるご質問」:仮歯の役割と確かめること、骨の治りを待つこと、見た目、外れたときの連絡、手入れ。
- 東京歯科大学水道橋病院口腔インプラント科・昭和医科大学歯科病院インプラント歯科:仮歯で歯の形と周りの粘膜を整え、色を相談しながら最終的な歯を作ること、清掃のしやすさを確かめること。
- 梅田院のインプラントの案内(umeda-emihadc.com/implant/):自由診療であること、期間と通院回数の目安、リスク・副作用。
梅田院で相談するには、どう伝えればよいですか?
すでにインプラントの治療を受けている方は、まず治療を受けている歯科医院に相談してください。梅田院で相談する場合は、予約のときに、治療している場所、仮歯が入っているかどうか、見た目や食事で気になっていることを、分かる範囲で伝えてください。
えみは総合歯科 大阪梅田院は、大阪府大阪市北区大深町6番38号 グラングリーン大阪ショップ&レストラン 北館2Fにあり、JR大阪駅直結です。電話番号は06-4256-5871です。初めての方は、WEB初診予約もご利用いただけます。
- 監修: 加藤 直之(歯科医師/医療法人えみは会 理事長)|最終確認日: 2026-10-27
